パソコン修理に出した話
ある日
某海外製のメーカのPC が壊れた。のだけど、事前にPowerShell でメーカに連絡するのに必要なシリアル番号をPowerShell でゲットしておいたから、スムーズに修理手配までできた。
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筆者はこの方法で取得したシリアル番号をメーカに伝えて、修理を依頼することができました。ただしメーカによってはこの場合でないこともありますし、自作のPCなどはこの限りでないので参考程度に見てください。
コマンド
PC 導入時などに、以下のコマンドを実行しておいて、シリアル番号を CSV に保存しておきました。
Get-WmiObject Win32_ComputerSystemProduct | Select-Object PSComputerName,Vender, Caption,IdentifyingNumber |Export-Csv -Path .\serial.csv -NoTypeInformation -Encoding UTF8
実行すると、 serial.csv という csv が出力されると思います。
csv には以下の情報が記載されているはずです。
"PSComputerName","Vendor","Caption","IdentifyingNumber"
"<HOST名>","<メーカ名>","コンピューター システム製品","<シリアル番号>"
こちらの IdentifyingNumber が知りたいPCのシリアル番号に対応しています。修理したときにメーカの修理窓口に伝えればOKでした。(私の場合)
コマンドの解説
PowerShell は Windows に標準で入っているはずです。
スタートメニューを PowerShell などと入力して検索すると、ISE かコマンド形式の CUI の画面が出てくるはずです。
最近はクロスプラットフォームで Linux などでも実行できる環境が提供されているけど、 Get-WmiObject
コマンドはサポートされていないとのことです。
どちらでもよいので、実行して表示された画面で上記コマンドを実行します。
コマンドの詳細は以下です。
- Get-WmiObject
- WMI は、Microsoftが開発したWindowsシステムの状態を示す情報を取得できるコマンド。
- Win32_ComputerSystemProduct
- シリアル番号を含んだ情報
- Select-Object
- ほしい列の情報だけ指定します
- Export-Csv
- 情報をCSVに保存(エクスポート)します。 *NoTypeInformation* で余計な最初の一行を省きますので必要です。
ただし
コマンドはWindows 限定ですし、PCが壊れてOSが起動できない時などはもちろん実行できないのですけどね。あと、PC筐体にシリアル番号くらい書いてあるはずですのでPC裏返せばシリアル番号くらい確認できます。
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